フェリチン数値が悪化すると引き起こす病気

フェリチン数値が悪化すると引き起こす病気

日常的には聞かないフェリチン数値と呼ばれる値は、人間の中にある鉄分に深く関係しています。

 

フェリチンは体内に鉄分を溜めておくために必要な蛋白で、鉄分が体内で消費されるごとに貯蔵した鉄分を消費して鉄分不足を防止することが出来ます。
そのためフェリチン数値をチェックすることで、体内の鉄分量を確認することが出来るのですが、フェリチン数値が悪化していると、人間の体には何が起きるのでしょうか。

 

鉄欠乏性貧血

 

フェリチン数値の減少でまず表れることが多いのが、鉄欠乏性貧血と呼ばれる貧血です。

 

鉄分が不足することによって、体内のヘモグロビンが減り、体に酸素が送られる量が減ることによって、慢性的なだるさや疲れが出たり、急に動いたときに立ちくらみが起きたりと、貧血になると良く見られる症状が次々と表れるようになります。

 

むずむず脚症候群

 

むずむず脚症候群は、名前こそあまり知られていませんが、患者数は200万人を超えるという非常に多くの方が悩まされている病気です。

 

鉄分が不足したことで、神経の興奮を抑えるドーパミンが不足することで、脚の神経が勝手に興奮して、痺れや痛みといった症状を引き起こします。
常に足の筋肉が動き続けることで、単純に不快感を与えるだけでなく、睡眠不足などを引き起こして、ひどい場合はうつ病になるケースもあります。

 

さらに悪化するケースも

 

これらの病気は単体でも厄介ですが、鉄分不足が加速するとさらに症状が悪化し、治療を行うのも困難になるケースもあります。

 

鉄分が極端に減少すると、体内で作られるありとあらゆる組織や器官が働かなくなり、簡単に感染症にかかるようになったり、皮膚にカビが繁殖したり、脳が働かなくなり、土や氷などが食べたくなる異食症になったりと、すべて挙げればキリがないくらい多くの病気に悩まされることになります。

 

さすがにここまで悪化することはめったにありませんが、鉄分不足に陥ると、これらのいずれかになる可能性が出るのは間違いありません。

 

 

鉄分不足は色々な病気のきっかけになります。
最初は大したことのないものでも、悪化すれば取り返しのつかないことになるので、症状が軽いうちに早く対策して、健康な身体を維持するようにしましょう。